住宅設計のポイント、間取り。生活動線を考えて、後から後悔の無いようにしたいですね。

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間取り  

押さえたいポイント

 
自然環境の取入れ
太陽の光が明るく差し込み、心地よい自然の風が流れる家は誰もが自分の家に取り入れたいものです。皆が集まるるリビング、お年寄りが生活される空間などはぜひ東南〜南へ配置したいものです。また、風の通り道を作ることが窓の位置を決める時に重要になってきます。
部屋数と広さ
本当に必要な空間と広さは、家族のライフスタイルによって違うもの。家で仕事をする人は書斎が必要です。皆で料理を楽しむ家族であれば、キッチンは広い方がいいですよね。大家族のリビングは広々としたいものですし、かと言って何も無いのは味気ないです。また、今使っている家電や家具が収まらない搬入できないなんて事は避けたいですよね。
収納
注文住宅を建てた後で一番後悔する事が収納についてだそうです。これは30年前に同じ調査をした時から変わらないとのこと。この結果に関して住空間収納プランナーの平岡さなえさんは、「今まで、収納の事を具体的に相談できるプロが存在しなかった」からと言ってます。確かに各家庭の価値観は違うので何を取っておきたいか、何を捨てるのは各家庭千差万別です。当たり前なのですが、まずは要るもの要らないものの整理から始ましょう。 収納場所に関して言えば、ロフトや小屋根裏収納、又大手ハウスメーカーが1Fと2Fの中間階スペースに収納場所を設けるという設計もあります。これらは高さ1.4メートル以下で、広さが2Fの1/2未満なら延べ床面積に含まれず固定資産税対象uから除外されます。
生活動線
朝の忙しい時に、洗面所とトイレが離れていたり、洗濯機から干場までとても遠かったりと、生活の中で毎日繰り返される動作ほどできるだけ、効率よく負担にならずに行いたいものです。注文住宅を建てる前は、マンション・アパート等のワンフロア―暮らしの家族が多いはずです。2F・3F建てにすると今までとの動線の違いに大変な思いをするはずです。基本的には家の中に行き止まりを作らずに、円を描く動線を作ることが、最もスムーズな動きを感じる動線です。
スイッチ&コンセント
以外に失敗が多いのはこの設置場所なのです。間取りや収納・内装等の目に見えるデザインの部分は検討に検討を重ねるのですが、スイッチ・コンセントの位置を決める段階になると少し疲れてしまうのか、あまり考えずに決めてしまう様です。動線に電気のコードが横切ったり、使おうと思った家電がコンセントの位置が無く仕方なく場所を移動したりたこ足配線になったりと、家電も毎日使うものですからよく考えて位置を決めたいものです。
 

こんなことしてみては…

 
 
間取り図  

各フロア―おおよその形を縮図にして方眼紙に線を引き、必要な各部屋、大きな家具・家電を紙に書いて切取ります。パズルのように線内に部屋を並べ、その部屋の中に家具・家電を置いていくととてもイメージがはっきしてきます。柱の位置や壁の強度など、建築的に専門的な事も多いにありますので、このイメージを設計士さんに見せて図面を書いてもらうとよいのでは。